人工授精

人工授精の成功率や方法などについてです

人工授精で必ず着床するとは限らない

人工授精でもし受精させることができたとしても、必ず着床するとは限りません。

そもそも人工授精とは子宮内に精子を直接注入して人工的に妊娠を促す処置のことを指しますが、人工授精の成功率は高くても20%に満たないことがほとんどです。

つまり、10人中1人か2人しか成功しないという確率で、100%の成功率を誇るような医療法ではないのです。

人工授精によって健康で活発な精子を女性の子宮へと導くのが人工授精の主な役割ですが、いくら最善を尽くしたとしても、結局妊娠するかどうかはその精子と卵子、子宮内の状態にかかっているのです。

人工授精を行ったことのある人でも、最初の1回で受精して妊娠できたという人もいれば、10回以上人工授精を行っても妊娠できないという人もいるのが現状なのです。

また、着床するためには排卵時期などによって若干の変動がある着床のしやすさも関係してくるため、人工授精するタイミングも重要となってきます。

こういった性質があるため、人工授精は必ず着床するとは限らないと言えるのです。

人工授精|不妊に悩む夫婦へ…