人工授精

人工授精の成功率や方法などについてです

人工授精の成功率

人工授精というのは、精子を子宮内に直接注入して卵子と精子が出会う確率を高める不妊治療法の1つであり、人工とはいっても限りなく自然妊娠に近い形の治療法です。

そのため、人工授精の成功率は決して高い数値だと言えるものではありません。

人工授精を行っているクリニックに通っている患者さんの状態などにより成功率に若干の変動はありますが、だいたい5〜25%くらいが様々な医療機関の人工授精の成功率となっています。

平均して10〜15%ぐらいが一般的な実績と言えるので、6回くらいは人工授精による妊娠にトライする価値があると考えられます。

この数値から見ても人工授精の成功率は高いとは言いにくいのですが、それでも10人に1人か2人の割合で人工授精に成功して赤ちゃんを授かることができた人がいることも事実です。

人工授精は人の手によって男性の精子の中でも特に元気な精子を選び出し、洗浄して不純物を取り除いたうえで女性の子宮に注入することにより妊娠を促します。

自然妊娠よりは妊娠確率を高めることが可能ですが、女性の体調やホルモンバランス、卵子と精子の状態など、全ての状態が最善でなくてはならないため難しい方法でもあるのです。

100人受けたとしても10人程度しか妊娠することができないというような数値となっている人工授精ですが、これからの技術の進歩によって今よりも成功率が上がることが期待できるでしょう。

人工授精|不妊に悩む夫婦へ…